---------- Craft Marche in Endojihonmachi ----------
ハンドメイドの雑貨、ファッション、アクセサリー、アート、ワークショップ、ライブなど、
クリエーターによる個性溢れるのお店が名古屋最古の商店街と一体化。
クラフトマルシェへの想い
名古屋城西側の地域には、名古屋友禅や名古屋扇子などの伝統技能を始め、お菓子メーカー、菓子問屋街、四間道や円頓寺商店街、美濃路 などの歴史的な財産、近代産業の発祥地など「ものづくり」と関係する文化が存在し、その面影を残すエリアを「ものづくり文化の道」と呼び、名古屋駅から最も近い観光エリアとなっています。「おかえり」「ただいま」を繰り返し、今や立派な父や母の「元こども」達と同じ会話が未だに出来るのは、商店の人々にとっては商店街そのものが生まれ育った「家」だからこそ生まれる縁です。この数年モノもヒトも世代交代中の「円頓寺本町商店街」という場所で、忘れてしまいがちな手仕事の力強さに感動し、一期一会を堪能し、温故知新をあらためて想う。そこに行くと「なんとなくホッと」してすこし優しい気持ちになれる「家」のような存在であり続けたいという思いから始まりました。つくる人のための手作りイベント「クラマル」は2015年に産声をあげて以来ご好評と賜り、2023年の今年、第7回目を開催するはこびとなりました。
円頓寺本町商店街について
円頓寺・円頓寺本町・西円頓寺商店街は名古屋でも最も古い商店街のひとつとして、また大須と同様に円頓寺の門前町として庶民に親しまれた街です。 歴史は江戸時代までさかのぼり「清洲越」によって城下町が造成され、明治20年代に円頓寺に商店街が形成、新しい円頓寺という意味で「新円」と呼ばれ東と西は良きライバルとして発展しました。その後「円頓寺本町発展会」が公認され新たに「円頓寺本町商店街」として歩み始めたのが昭和11年のお話です。昭和20年の名古屋大空襲で商店街一帯がほぼ全焼し「これではならぬ」と持ち前のパワーで5年後に復興を成し遂げ、昭和27年には見事戦前と同じ賑わいと活気を取り戻しました。その当時と同じお店が今でも数多く存在し、名古屋下町の人柄と昭和時代の懐かしい雰囲気を残しています。年間を通してイベントも開催されており、中でも毎夏に開催される円頓寺・円頓寺本町の両商店街の共同主催による「七夕まつり」は、昭和30年代から続く歴史ある祭りです。商店主、地域の企業や子どもたち手作りの七夕飾りがアーケード内を彩り、延べ約10万人が訪れます。